2001年に誕生したVyrusは全てのモデルがハブセンターステアリングを採用しており、また1台1台オーダーメイドで製作されるため同じモデルは一つとしてありません。
2003年にVyrus初となるストリートリーガルモデルとしてデビューした984 C3 2VはDucati 1000 DS 空冷Lツインエンジンを搭載し、斬新なルックスと驚愕のコーナリング性能を有しておりました。
こちらの車輌はブラックアルマイト仕上げのフレーム&前後スイングアーム、オーリンズ製前後ショックなどの様々なオプションパーツをしております。
トルク感溢れるDucati空冷LツインDS1000のエンジンを搭載。軽量な車体とのマッチングも良く、低い回転域からグイグイと押し出されるような加速感が楽しい。STMのEVO SBKスリッパークラッチも装着しておりますので、ツイン特有のバックトルクをスムーズに和らげてくれます。
前後ともアルミBOX製のスイングアームを採用、軽量で高い剛性を兼ね備えており、フロントはハブステアリングシステムを採用しておりますので、ノーズダイブの無い絶妙なハンドリングを生み出します。
ライディング中、常に視界に入るメーター周りは、まるで「COCKPIT」のような様相で、大きなAuto Meter製のタコメーターがVyrusを操るライダーをその気にさせてくれます。
Vyrus特有の前衛的なデザインのフロントマスク、ドライカーボン製で超軽量なガソリンタンク、シートフレーム一体のドライカーボン製シート&カウルが、この車体の軽さを生み出す一因となっております。
前後のサスペンションをOHLINS製TTXダンパーに換装しており、抜群の路面追従性を誇り、ワインディングやサーキットへ出向くのが楽しみになります。
センターアップのSPRAK製サイレンサーは、Ducatiの空冷エンジン特有の図太いサウンドを更に楽しく演出してくれ、走りに出かけたくなるGoodが音を生み出してくれます。
Vyrusの心臓部を囲うΩ形状のアルミ削り出しのフレームが、この車体の剛性と軽さの基礎となっており、フレームとエンジン、前後に伸びるスイングアームとの一体感を生み出しております。