ビモータDB7オロネロは世界限定20台として発売されたモデルで、ビモータDB7のクロモリトレリスフレームとジュラルミンプレートとのコンポジットタイプフレームのフロントセクションを、ドライカーボンオーバルチューブトレリスフレームとし、スイングアームのセンターセクションをドライカーボン製にアップデート。メーター回りもノーマルから、GET MD3 G.P.S. データロガー・ダッシュシステムを採用しております。 フレームやスイングアームの素材をクロモリ鋼からドライカーボンに変更した事で、乾燥重量が164KgとスタンダードのDB7から8Kgの軽量化となり、エンジンパワーも160PSから164PSとアップしております。
この車輛は、更にガソリンタンクにカーボンシートを張込み、カラーリングの統一感を演出。随所にカスタムを施した拘りのバイクとなっております。
フェアリング、フレームフロントセクション、スイングアーム等々、随所にわたりドライカーボン化された事で、車輛全体の剛性が増し、車重は軽量化された事で、抜群のハンドリングを生み出しております。また、その軽さは車体の押し引きや、引き起こしでも実感する軽さとなっております。
標準の黒い樹脂製タンクにカーボンシートを貼り込み、クリア塗装を施して仕上げる事で、カーボン外装の統一感を演出。タンクキャップには、MOTO CORSEオリジナルのCNC ビレット アルミニウム クイックオープン フューエルタンクキャップ を装着、使い勝手の良さと質感向上に寄与しております。
オリジナルのビモータDB7も、ドライカーボンカウルやドライカーボンモノコックシートフレームなどを採用しており、そこへ赤と白のペインティングが施されてきました。DB7 ORONEROは、フレームなどのドライカーボン化に伴い、カーボン地を強調してクリアをペイントしたグロスカーボンカラーで仕上げており、タンクにはカーボンシートを貼り込む事で、車体全体がカーボン地とアルミ削り出しによる、迫力ある姿となって、抜群の存在感を放っております。
ドゥカティ1098に搭載している、テスタストレッタエボルツィオーネ水冷L型2気筒エンジンを採用し、排気量は1099㏄、最高出力は164馬力を発生。ビモータオリジナルのエンジンマネージメントシステム、エアーボックス、エキゾーストシステムの組合せにより、ストリートユースにおいて重要である4,000rpm~7,000rpmにおいて出力で最大10馬力( 約15% )、トルクで最大15Nm( 約17% )という大幅な向上を実現しております。
DB7の特徴的なスタイリングにマッチした、リヤに向け跳ね上がったZARDのチタニウムエキゾーストシステム。
ドライクラッチもオリジナルの品から、STMエヴォルツィオーネ レーシング スリッパークラッチへカスタムされており、画像で確認できるオイルフィラーキャップもDBTデザイン、チタニウムフィラーキャップに変更されております。
足回りは、bimotaのロゴを彫り込んだ削り出しのボトムに刺さる、オーリンズ製フロントフォークに、リヤはオーリンズTTX36ダンパーに換装され、路面追従性の良いしなやかな足に仕上がっております。更にもしもの転倒時にはフォークボトムを助けてくれる、MOTO CORSEオリジナルのアクスルスライダーを装備しております。
ブレーキ回りは、フロントにブレンボのCNCビレットモノブロックレーシングキャリパーをチョイスし、アルトのブレーキローターと組みあわせております。リヤキャリパーも同様にブレンボCNCビレットモノブロックレーシングを採用。重要なカスタムポイントとなっております。
前後のホールも、ドライカーボン製のBSTホイールに換装しており、軽快なハンドリングはもちろん、回転方向への慣性も軽くなりブレーキング時のフィーリング、効きの向上が得られております。
シートもカスタムされており、MOTO CORSEオリジナルのカーフレザーシート(パンチング・ダイヤステッチ)で張替えを行っており、質感が大幅に向上しております。
ライディング中、視界に入るメーター回りは、GET MD3 G.P.S. データロガー・ダッシュシステムを採用。美しく削り出されたアルミトップブリッジ、中央部にはMOTO CORSEオリジナルのユニバーサルマウントシステムを装着して、スマホホルダーを装着しやすい様にカスタムされております。スマートフォンを利用してナビとして使用する時に便利なUSB電源ソケットを装備。ブレンボCNCビレットブレーキマスター&クラッチマスターに、MOTO CORSEオリジナルのCNCビレットフルードタンクを組合せた、豪華装備となっております。