ドゥカティ伝統の1,078ccの空冷Lツインエンジンを採用、前後にオーリンズ製サスペンションを装備し、低めのハンドルバーを装着したスポーツモデルが「スクランブラー1100Sport」。800のシリーズより一回り大柄な車体に余裕の在る1,078ccの排気量と、スポーティなスタイルと足回りは、スクランブラーの中でも大人気のモデルとなりました。

スクランブラーシリーズの中でも、当時オーリンズサスペンションを装備したモデルは、この1100Sportのみ。ロングツーリングや、峠＆ワインディングを存分に楽しめる、トルクフルなツインエンジンとオーリンズサスペンションの組合せは、ドゥカティらしい走りには抜群の組合せで、人気の要因。中々市場に出て来ない稀少なモデルで、お探しの方も多い車輛です。

ドゥカティ空冷Ⅼ型2気筒、デスモドローミック・バルブ駆動システムを採用の1,078ccパワーユニットは、最高出力：86hp/7,500rpm、最大トルク：88Nm/4,750rpmで発生。乾燥重量189Kgの車体をグイグイと加速させ、ワインディングなどで真価を発揮する、楽しいバイクです。

こちらの車輛には、アクラポビッチ製のスポーツマフラーがオプションにて装着しており、小気味よいサウンドと軽量なサイレンサー、ピックアップの良いアクセルフィールにより、スポーティモデルらしい走りとサウンドが楽しめます。

走行距離 7,267kmで、チェーンやスプロケット、前後のタイヤなどの走行に不可欠な消耗品はまだまだ状態は良く、十分に楽しいバイクライフを送る事が出来るでしょう。

フロントブレーキには、320mm径ディスクローター、4ピストン・ラジアルマウントキャリパーを採用。リヤブレーキには、245mm径ディスク、シングルピストン・フローティングキャリパー、 ボッシュ製コーナリングABSを採用しております。

オーリンズ倒立フォークにブレンボのブレーキシステム。この組み合わせはバイク好きなら唸る、憧れの組合せでも有ります。

金の脚を持つこのスクランブラー1100Sportのカラーリングは、マットブラックにイエローのラインを取り入れ、スポーティなコントラストを完成させております。更にテールエンド部、シート後端にはＤＵＣＡＴＩのロゴが入り、オシャレな演出が成されております。

シングルシート風にデザインされたシートは、厚手でロングツーリングでもお尻が痛くならない様、配慮された形状とシート座面には、前後に滑り難い素材と形状を備え、ライダーの疲労軽減も良く考えられております。

シンプルでクラシカルなイメージでデザインされたメーター周り。円と楕円を組合わせた形状のマルチメーターは、TFT液晶表示で視認性良く配慮がされております。

またヒーテーッドグリップ(グリップヒーター）もオプションにて装備されて、寒い時期のライディングに有難い装備品ですね。

ハンドルバー左の集中スイッチ脇には、USB電源をオプション装着。ブレーキ&クラッチのフルードタンクキャップには、削り出しのオシャレなオプション品が、チョイスされております。