2019年シーズンのスーパーバイク世界選手権（WSBK）に参戦するためのマシンとして開発、発表されたパニガーレV4R。WSBKのレギュレーションが定める、排気量998ccにスタンダードモデルの1103ccより変更された、公道走行が可能なレーシングモデルで、発売以来人気の車種。今年2024年のワールドスーパーバイクで大活躍してさらに人気のV4R。

2024年モデルは、アクセルのツキが良くなっており、しかも低回転からスムーズなフィーリングで乗りやすいと評判です。片持ちスイングアームを装備したパニガーレV4としては、最後のモデルでとても希少。また、先代のV4Rから中古市場の品薄状態が続いている人気のモデルです。

搭載される心臓部は、ドゥカティ水冷90°V型4気筒、デスモセディチストラダーレRを搭載。WSBK(スーパーバイク世界選手権)の定めたレギュレーションに適合させた排気量998cc、最高出力：221ps/15,250RPM、最大トルク：11.4kgf･m/11,500rpmを発生するエンジンを搭載。

標準搭載されるドライクラッチは、STM製のV4R専用品を採用。軽いレスポンスと、シフトダウン時のバックトルクをコントロールし、コーナー侵入時のシフトダウンでは、DQS(ドゥカティクイックシフト)と相まって、気持ち良くシンクロしてスムーズなコーナーへのアプローチが決まります。

パニガーレV４Sではオーリンズ製ダンパーと電子制御が組み合わさったサスペンション。V4Rはサーキットユースや、峠・ワインディングなどの走るステージに合わせ、細かくセッティングを詰められる、フルアジャスタブル式のオーリンズ製サスペンションを採用。

自分自身好みの乗り味に調整し、サーキットやワインディングに合わせたベストな脚に仕上げることが可能です。

ブレンボ製スティルマモノブロックキャリパーを左右にセットしたブレーキシステムは、330mm径のセミフローティングローターとBOSCHコーナリングABS EVOで武装、リヤにはブレンボ製対向2ピストンキャリパーに、245mm径のローターを組合わせており、抜群のブレーキ性能を誇ります。

アッパーカウルと、シートに入ったさり気なくも、はっきりと主張する「Ｖ４Ｒ」のロゴ。オーナー様の気持ちを盛り上げます。

コチラのパニガーレV４Rは、走りを重視したオプションが奢られております。

オーナー様の好みで位置を替えられる、精度の高いアルミ製アジャスタブルステップキットは、ドゥカティパフォーマンス製の上質で高額なオプション品です。ステップペグも滑り難い加工が施されており、可倒式を固定することもできます。

モトコルセ オリジナルパーツのチタニウムプロテクションスクリーンは、ラジエターコアやオイルクーラーコアを石跳ね等から守るだけでなく、電動ファンの風量を妨げずに確りと冷却されるデザイン、しかもチタニウムは腐食し難く、いつまでも美しい状態を維持できます。フューエルタンクにはCNCクイックオープンタイプのフューエルキャップを装備、フロントフォーク下部には、立ちごけ等からオーリンズフォークを守る、アクスルスライダーも装備しております。

前後のタイヤもPIRELLIディアブロスーパーコルサV4,SPに交換済みで新品。チェーンやスプロケットはほとんど摩耗無くとても綺麗で、新車時の白いチェーングリスがまだ残っております。

走行距離が少なく、慣らしが終了したばかりの上質なパニガーレV４R。しかも最新の2024年モデルで希少な個体。