ムルティストラーダ V4 パイクスピークをご紹介させていただきます。

Ducati Multistrada V4 PikesPeak

初年度登録 2023年1月、走行距離 5,673km、車検有効期限 2026年1月、メーカー保証 2027年1月まで。

ムルティストラーダの中でも、スポーティな仕様にチューニングされて別格の存在である「パイクスピーク」。米国コロラド州で行われるヒルクライムレースに由来の名称を冠したモデルとなります。

ムルティストラーダV4Sなどは、レーダーパッケージ・トラベルレーダーパッケージ・フルパッケージ等、パッケージモデルによって、サイドパニアケースや、ヒーテッドシート、グリップヒーター等の快適装備が選べましたが、パイクスピークは基本的に走りに徹したモデルとして、それらはオプションパーツとして設定されております。

ムルティストラーダV4パイクスピークの標準装備として、V4S等と違う面では電子制御のオーリンズサスペンションシステムが装備されております。V4Sのスカイフックサスペンションシステムは秀逸ですが、さらに上を行く最高のサスペンションシステムとなります。

ムルティストラーダV4パイクスピークの特徴的な装備として、片持ち式のスイングアームを採用、さらに前後17インチサイズのタイヤが装着されており、タイヤ選択の幅が広い事でハイグリップなスポーツタイヤを選ぶことが可能となり、マルチパーパスな車輛をよりスポーティかつオンロードでの走行性能にウエイトを置いた装備になっております。

アクラボビッチのチタニウムエキゾーストが標準装備されており、スタイリングのアクセントに成ると共に、歯切れ良いサウンドを楽しむことが出来、ドゥカティ純正装備品となりますので、車検もモチロンそのままOKです。

搭載されるパワーユニットは、1,158CCのV型4気筒水冷、V4グランツーリスモエンジンを採用。最も苛酷と言われるアドベンチャーツーリング(冒険の旅)を想定し、耐久性と信頼性の両方を確保したエンジン設計をおこなっており、モーターサイクルでは前例の無い、60,000㎞というエンジンのメンテナンスインターバルを誇っております。

コチラのパワーユニットは、前モデルに搭載のL型ツインエンジンより、1.2Kgも軽い66.7kgと最軽量。それでいてトルクフルでスムーズなエンジンは170PSを発揮いたします。パワーモードをLow・medium・Hiと選択出来、Sports、Touring、Race、Urban、と4種の走行モードと電子制御されたオーリンズサスペンションとも連動して設定が可能です。

ボッシュ製コーナリングABSを装備したブレーキシステムでは、フロントに330㎜径のセミフローティングディスクローターと、ブレンボとDucatiとのコラボレーションにより製作された、カラーフロントブレーキキャリパーをオプション装着。標準装備のブレンボスティルマモノブロックキャリパーが有するブレーキ特性はそのままに、特殊塗装がバイクの個性を引き立ててくれるだけでなく、高い熱応力にも耐えられるようになっています。そしてリヤには265㎜径のディスクローターとブレンボ2ピストンフローティングキャリパーを採用しております。

フロントフェンダーには、ボディと同色にペイントされた、ドライカーボン製のマッドガードが標準装備。オーナーの所有感をくすぐります。

ムルティストラーダV4のフロントとリヤにはレーダーを備え、アダプティブクルーズコントロールとブラインド・スポット検知（BSD）も標準搭載しております。そしてパイクスピークの鼻先はドライカーボン製のフロントノーズを採用して、フェンダー同様の仕上がりで差別化を果しております。

そしてこちらの車輛には、パイクスピークでは本来装備されていない、フロントヒーテッドシートやヒーテッドグリップ、トップケースを装着しております。また、LEDの光りが流れるシーケンシャルウインカーや、フロントキャリパーには前述のコラボレーションされた、カラーフロントブレーキキャリパーをオプション装着しており、オプション装着だけでも約￥450,000程の装備が付属してきます。