【ご案内】ビモータ TESI ２D

bimota TESI 2D

初年度登録 2020年4月、走行距離 1,500Km(ODO表示)、車検は新たに2年取得してご納車致します。

bimota TESI 2Dに採用されているハブセンターステアリングのスタートは、1985年にbimota社がイタリア政府の援助の元「TESI」プロジェクトとして開発がスタート。Kawasaki製やHONDA製エンジンを搭載した幾多のプロトタイプを経て、1990年に最初の市販車としてDucati製水冷851ccエンジンを独自に904ccに拡大したスペシャルエンジンを搭載したTESIの1番目のモデル「TESI 1D」を発表、その後1994年まで生産されました。一方で元bimota社のエンジニアであったアスカニオ・ロドリゴ氏が設立した Vyrus社が、「bimota TESI」のハブセンターステアリングシステムを用いて独自に改良を重ね、Ducati社製の美しい空冷1000ccエンジンを搭載した、軽量で革新的なスタイルの「984 C³ 2V」を2003年に発表しました。 2005年Vyrus社の「984 C³ 2V」にbimotaとしてのグラフィックをまとい、bimota社から2番目のTESIとして「TESI 2D」が発表されました。「TESI 2D」はbimotaとVyrusのダブルネームを冠した価値の高い稀少なコレクションモデルとして取引価格も年々上昇しております。

独創的なCNCアルミニュウムオメガプレートフレームに包まれたパワーユニットは、ドゥカティ製空冷2バルブＬ型2気筒・デスモドローミックの1,000DSエンジンを搭載。最大出力：87HP/8,000rpm、最大トルク：8.6Kgf-ⅿ/6,300rpmで発揮。装備重量149kgと言う驚異的な軽さを誇る車体を、軽々と引っ張ります。

エキゾーストパイプ＆サイレンサーなどの排気系を、重心に最も近いクランクケース下にマウント。マスの集中化は、軽快なハンドリングにも貢献しています。

車体の中心、オメガプレートに直接接続された前後のスイングアームとハブセンターステアリングの中心部分。フロントスイングアームの上部には、前後に伸びるロットが見えます。このロットが前後に作動して左右にステアリングを切ります。

ステアリングステム部は、応力が余り掛からないので、非常に小さくまとめられており、まるで自転車のステムのようなか細さ。

そのステリングステムからリンクを通じ、左右に伸びるプッシュロッドを介してステアリング操作を行い、ハブセンターステアリングの前輪操舵を可能としております。

スリムで独特、メカニカルな印象を持つ車体デザイン、ハブセンターステアリングシステム＆オメガプレートフレームの車体構成が、無駄のない軽い車体を作り上げており、装備重量149kgを実現しております。中央の画像を見ても分かるように、重量物が車体の中心部に集まり、マスの集中化を図る事で、とてもクイックで軽いハンドリングを生み出しております。

フロントサスペンションは、プログレッシブリンケージ、フルアジャスタブルダブルシステムモノショック。リヤサスペンションは、ダイレクトリンケージ、フルアジャスタブルダブルシステムモノショックを採用。前後ともフルアジャスタブルで、お好みのセッティングを可能としております。

Ducati製空冷L型2気筒、2バルブデスモドローミックエンジンにオプション装着された、STM製スリッパークラッチエヴォルツィオーネ・ドライクラッチモデル等、とても高価で品質の高いパーツを用いて、車輛の更なるレベルアップを図っております。

ステアリングの先には、大口径のタコメーターAUTO METER製 SPORT-COMP が中央に配置。

市場に出る事はなかなか無い、MOTO CORSE Museoコレクションから、博物館レベルの上質なコンディションの個体です。

是非この機会にご検討下さい。