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【ご案内】ヴァイルス 985 C3 4V

Vyrus 985 C3 4V

初年度登録2017年12月、走行距離 19,605㎞、車検有効期限 2024年12月満了。

Vyrus 985 C3 4Vを、質の高いスペシャルパーツを組込みグレードアップさせた、こだわりのバイクです。


搭載するパワーユニットはDucati 999Rに採用し搭載されたDucati製90°L型2気筒、デスモドローミックエンジン。最高出力を150PSまで引き上げ、オメガフレームに挟まれるよう、搭載されております。


ドゥカティ製L型ツインエンジンは、大きなパワーとトルクをもたらす半面、バックトルクも大きく、シフトダウン時にリヤタイヤをロックさせてしまうことも多い。こちらのVyrus 985 C3 4Vには、シフトダウン時のバックトルクをやわらげ、絶妙な繋がりを見せてくれる、STMエボルツォーネレーシングスリッパークラッチを装着しております。乾燥重量 157㎏と超軽量な車体をワインディングやサーキットに持込み、スポーツライディングを楽しむ上で、無くてはならない装備と言えます。


Vyrus 985 C3 4Vの最大の特徴である、ハブセンターステアリングは、フロントフォークを持たず、フレームから前方へ延びるスイングアーム式サスペンションを基本とし、リンク機構とロッドでハブをコントロールして、ステアリング操作を伝えるシステム。

普通のフロントフォークが有るサスペンションは、強くブレーキをかけた際にノーズダイブが起こり、地面に対する前輪のキャスター角やトレール量が変化してステアリング特性に大きな影響を与えることで、操作時の不安感と戦いながらコントロール、コーナリングしていきます。一方、ハブセンターステアリングシステムは、ハードブレーキング時に前が沈み込むノーズダイブが殆ど無く、路面のギャップはスイングアーム式のサスペンションがしっかりと吸収してくれる。沈み込みが無いことで、ディメンションの変化が少なくそのためにコーナリングでの安心感が増して走りやすくなります。


サスペンションを支えるダンパーには、オーリンズ製のTTX36サスペンションKITが組まれおり、サスペンションの追従性の向上から、ハブセンターステアリングシステムをさらに活かし、とてもスムーズでシルキーな路面追従性を味わうことができます。

フロントブレーキは、ニッケルコーティングされたブレンボGP4-RXキャリパーと、SICOMのセラミックローターの組合せ。リヤにもブレンボ2P、CNC削り出しキャリパーをチョイスして装備しており、抜群の制動力とコントロール性を発揮いたします。


軽量な車体に輪をかけて軽さを求めたところ、ロードホイールもBSTカーボンホイールを前後に採用。バネ下重量の軽減も然ることながら、カーボンホイールの採用により、慣性モーメントが下がる事で、ブレーキング時の制動力アップ、加速性能の向上、路面の追従性が飛躍的に向上、抜群のハンドリングを得ることも在り、スポーツライディングでの愉しさが倍増する事となりました。


スクリーンを跨ぐミラーをマウントしたステーも、プラスティック製のモノから、ドライカーボン製の品へグレードアップ。パールホワイトの美しい仕上がりのペイントに、赤のピンストライプでアクセント。シートベースから作り込んだ、カーフレザーにパンチング&ダイヤキルトステッチで仕上たスペシャルオーダーメイドシートを組合せ、上質な仕上がりを見せております。


ブレーキマスター&クラッチマスターは、ブレンボのCNC削り出しレーシングマスターをチョイスして換装。質感の向上はモチロン、コントロール性を向上させております。


細部に目を移すと、削り出しで仕上られた、ステム&ハンドルマウントや、フットブレーキのペダルなども、美しい仕上がりを見せており、またオプションにてサイドスタンドがドライカーボン製の品へ変更して、こだわり抜いたパーツの仕上がりにウットリして参ります。


エキゾーストシステムはZARD製。こじんまりとまとまったテールカウルと、絶妙なマッチングの仕上がりを見せております。


Motec  C 125、TFTフルカラーダッシュパネルは、ECUのコントロール、表示をはじめ、さまざまな情報を表示することができる優れもの。

フォーミュラーカーやGTマシンのコクピットなどにも使用され、目にすることが有る逸品です。